一眼動画撮影・フィックス(固定)撮影のポイント

どーも、すけのすけです。

今回は、一眼動画撮 フィックス(固定)撮影時のポイントについてお話しします!

動画撮影をされている方からしてみると「何を今更?」と思われるかもしれませんが、動画撮影始めたてで、知らない人は是非見てください★

まず、そもそもフィックスってなに?という所ですよね。

フィックスとは

フィックスは、三脚などにカメラを固定させてた状態で撮影を行うことです。

映画、映像制作物で最も使われる基本的で、しかし最も重要なテクニックではないでしょうか。

ひと昔前では、プロはフィックスで撮影する、と言われていた程です。

しかし、最近のテレビ、ドラマを見ていると殆ど手持ちで撮影している事が多いです。

そんな背景には、手持ちだと移動が楽だったり、

制作時間の短縮によるコストカットができる・・・などが考えられます。

手持ち撮影は、適度にぶれる事で主観的な印象を与えることが出来ます。

一方、フィックスは、画面に落ち着きがあり、客観的な印象を与える事が出来ます。

フィックスメインで撮影してきたので、参考までにみてください^^

それでは早速、

フィックス撮影の流れをざっくりと説明させていただきます。

準備

フィックス撮影はカメラを固定して、動かない状態で撮影を行います。

三脚を使用する事でカメラを安定させることができます。

もちろん、安定さえすれば良いので、三脚でなくても、机に置いた状態で撮影をしても良いと思います。

その場合、高さ調整はカメラの下に何か硬いものを敷くのがおすすめです。

ちなみに僕は、少しだけ高さを出したいときは10円玉を挟み込みます。

さらに高さを出したい場合は、レンズキャップで高さを出します。

物によって滑って載せられないものもあるので、

その時は、滑らないもので硬いもので代用するといい思います。

もちろん安定していることが前提です。

ビデオ三脚

一眼カメラを乗せる事を前提に、ビデオ三脚の選び方をお伝えします。

ビデオだけではなく、スチル(静止画)撮影を行う場合でも言える事ですが、

まずは、カメラの重量に耐えれる三脚を選ぶ必要があります。

当たり前すぎることですが(笑)

望遠レンズを装着すると、重心が前にかかって倒れる可能性があります。

なので、装着するレンズの重量、長さによるバランスを考慮して選ぶべきです。

自由雲台

カメラを三脚に乗っける際に取り付けるところです。

角度を自在に調整する事が出来るので便利です。

自由雲台を使用する際ですが、カメラ内手ブレ補正をOFFにする事をおすすめします。

手ブレ補正をONにしていると、自由雲台を固定した状態でも、

「じわ〜り」と撮影位置が動いてしまう事があります。

モニタで確認する際、三分割法のグリッドラインを表示させる事で、違いが顕著に分かると思います。

クイックリリースプレート

クイックリリースプレートを取り付けることによって、三脚からの脱着を簡単に行うことができます。

ずーっとカメラを三脚に固定して撮影をする場合なら必要ないかもしれませんが、

手持ちで撮影を行う事がある場合は、ぜひ手に入れてください!

また、複数のカメラを一つの三脚で使い回す時、

クイックリリースプレートの規格を統一させる事で、同じ規格のプレートを追加購入するだけで、使用する事ができます。

よく知られている規格は、アルカスイス、マンフロットでしょうか。

初めて三脚を購入される場合は、とりあえずどの三脚を使用しても問題ないと思います。

必要性が感じた時、追加購入を検討されると良いと思います。

それでは、次は構図についてです。

構図について

構図は、挙げだすときりがないので、

今回は、よく使われる構図についてとても分かりやすく説明してくださっている、

「株式会社LIG」さんのサイトをご紹介させていただきます。

→株式会社LIG

自分が構図に関する知識が乏しいので書けなかっただけ、なんですけどね(笑)

 

フィックス撮影を効率的に行うには

フィックスは、基本的にカメラを固定させて撮影することなので、

一度三脚等で位置決めをすると中々動かせません。

もちろん、撮影時間に余裕があれば動かし放題ですが、

撮影時間が限られていたり、短時間で複数カットを撮影しなければならない場合は、

Oneカットに時間をかけている暇などありません。

ましてや仕事の場合は特にです。

なので、時間配分を行い慎重に構図を決める必要があります。

その為には、最終的にどの様な映像に仕上げたいのかというイメージを明確し、

イメージした映像を完成させる為に必要な要素(Oneカット)を撮影する必要があります。

今後、コンセプト動画の作成方法について記事を書く予定ですので、しばしお待ちください〜

 

通行量の多い所で撮影を行う場合

周囲への配慮を心がけ、気持ちよく撮影する。

フィックス、その名の通りカメラを固定して撮影する方法ですが、

人通りの多い所で撮影する場合は、通行人、

その他周囲の人の迷惑にならない所で撮影を行う必要があります。

「ここに三脚据えて撮影したいのに。」と思う場所に限って、人混みまみれ。

そんな時、僕は三脚ではなく三脚の脚を広げずに、一脚の様にして使っています。

アンダー気味の撮影であれば三脚を大きく広げる必要はないとは思いますが、

自分の胸位置あたりにカメラを固定して撮影したい場合は、三脚を伸ばさなければなりません。

伸ばせば伸ばすほど脚の横幅は広がるので、

商店街などの通路では邪魔になってしまいます。

三脚を閉じて、一脚のようにして使うと、横幅を大きく取らないので、

よほど通行量が多い場所でない限り撮影を行うことができます。

もちろん、一脚があればそちらの方がいいと思いますけど(笑)

こちらは三脚なのですが、脚が短いので、横幅をとる必要もないので良いかもしれません。

ただ、風の影響をダイレクトに受けそうなので、

自立させた状態で使用するのは少し不安です。

用途によって使い分けるのが一番だとは思いますが、

三脚と一脚を両方持っていくのはしんどいので、

結局三脚の脚をすぼめた状態で使用する事が多いです(笑)

 

あ、そういえば、

三脚の脚を外して、一脚として使用できる三脚もあるみたいです。

頻繁に脱着する場合はめんどうな気がしますが・・・

まとめ

現在は、一眼カメラで動画を撮影しているのですが、ここ最近リグを組み始めています。

カメラにゲージを付けたり、マイクを付けたりして、

自分だけの機材になっていくのが楽しい今日この頃です。

そうなると、カメラの重量プラス、その他の機材の重量が三脚にかかることになるので、

三脚を選ぶ時は、何kgまで乗せても大丈夫なのか、しっかりと調べてから購入することをおすすめします。

実際に、三脚に自分のカメラを乗せることができれば一番いいのですが。

近所にカメラ屋さんがある場合は、一度取り付けをさせてもらった方がいいです。

それでは、自分のカメラに合った三脚(or一脚)が見つかることを祈っています!

最後まで見てくださり、ありがとうございました。

 

それでは〜_(:3 」∠ )_

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